うちでのこづち67号
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問い合わせ先滋賀SDGs×イノベーションハブ(2021年3月末まで)TEL 077-526-7433 FAX 077-526-7434SDGs発信拠点「Future Lab」(守山市)ガーナのスラム街に不法投棄された電子廃棄物を再利用した長坂真護氏の作品。収益は現地の教育や環境改善に還元される11企業がSDGsにビジネスで取り組む後押しをするため、しがハブはコラボしが21を拠点に、企業・大学・行政・専門家等との連携推進や、セミナー、ワークショップ、情報交換会などを開催しています。近年、滋賀の中小企業では若い人材の不足が大きな課題の一つになっていますが、一方で若者には企業の価値や社会的役割に敏感な人も多く、SDGs宣言を行うことは優秀な人材の確保にもつながると考えられます。SDGs達成のためには、公的機関だけでなく、民間企業が有する資金や技術を社会的課題の解決に効率的に役立てていくことが非常に重要だと言われています。経営者の皆さんには、企業が自ら新たなイノベーションを起こし、持続可能な社会の実現に貢献できるビジネスを創出していくという気概で、ぜひSDGsに取り組んでいただきたいと思います。 SDGsに取り組み、それをメリットにつなげていくためには、どんなアクションを起こせばいいのでしょうか。SDGsに対する姿勢や取り組み内容を発信する方法として「SDGs宣言」を公表する企業が増えています。宣言することで社外的に企業価値を高めるのはもちろん、自分たちの会社が何を目指すのかを明確にすることで経営陣や幹部社員だけでなく社員一人ひとりの意識改革につながります。まずはSDGsを理解し、自社の事業分析から始めましょう。各々の事業がSDGsの17のどの項目とどのように繋がっているのかを考察してヒモづけ、将来における社会的影響を評価して優先的に取り組む課題を決定します。「SDGs宣言」をしよう!「SDGs宣言」3つのステップ!SDGsに取り組むにはSDGsの取り組み事例学生×事業者による発信拠点事例1建設業者が有機肥料を開発事例2決定した課題に対して、目標設定を行います。企業としての目標をSDGsと整合させることによって、SDGs宣言として持続可能な開発に対する明確なコミットメントを示すことができます。策定したSDGs宣言をホームページ等で公表します。社外への告知はもちろん、SDGsに対する取組方針を社内で共有しましょう。自身の業務がどのような役割を果たし、SDGsの17項目のどのゴールにつながっているのか理解できれば、仕事に対する誇りが生まれ、働きがいの向上につながります。地球環境保全と世界平和の活動を志す守山市の高校生と、SDGs普及に努める県内の事業者が出会い、「しがハブ」が連携してSDGsの発信拠点「Future Lab」(フューチャーラボ)を開設。古い衣服を回収・再生したTシャツの販売や、自然エネルギーの普及事業、アート事業、コワーキングスペース運営事業などを行っています。長浜市で土木建設業を営む株式会社明豊建設では、琵琶湖の水草を有機特殊肥料として再生した「湖の恵(Benir du Lac)」を製造・販売しています。水草が湖面を覆い、悪臭や景観悪化などが社会問題化するなか、原因となる水草を有用微生物入りの肥料として製品化。地域の資源を社会循環させるとともに、売上の一部を琵琶湖の環境保全に役立てる取り組みは、SDGsの新規ビジネスモデルとして注目を集めています。 県内では2020年10月末現在、83の企業・団体が「SDGs宣言」を行っています。県内のSDGs宣言企業・団体はこちら▶ ESGやSDGsといった非財務情報を企業評価に取り入れようという動きは急速に拡大しており、それらに取り組まないまま企業評価が低下した場合、市場や社会から取り残されてしまうリスクもあります。SDGsに取り組まないとデメリットになることも▼「しがハブ」からのメッセージ事業の分析と検討ステップ1滋賀県内の宣言企業事業方針を見直し計画を策定ステップ2SDGs宣言ステップ3

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