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中国の税制

増値税、個人所得税等について
下記書籍より抜粋・再構成しています
中小企業基盤整備機構(SMRJ)上海中小企業デスク
日本貿易振興機構(JETRO)上海センター
「中小企業のための中国現地管理者ハンドブック」(2003年3月31日)

増値税とは



 増値税は物品の販売や加工、修理、補修役務の提供、物品の輸入を行う場合に適用される税金である。この税金は輸出販売する場合はいったん税金はかかるが還付されてゼロ税率になる。


1.外資系泣かせの複雑な税制

(1)増値税の適用対象
 中国国内で、(1)物品の販売(2)加工、修理、補修役務の提供(3)物品の輸入を行う場合、適用される税が増値税である。基本税率は17%であるが、穀物、食用植物油、上水、飼料、農薬など一部物品の税率は13%である。
 製造業の場合を例に挙げると、実際の税額は原材料を調達するために支払われた増値税である当期仕入れ税額(仕入れ金額×増値税税率)を、製品を販売するときに支払わなければならない増値税である当期販売税額(販売金額×増値税税率)から引いたものとなる。


(2)ゼロ税率と免税
 増値税の輸出還付はゼロ税率とも呼ばれている。それは企業が生産した製品を輸出販売するとき、販売税額がゼロになるからである。ただ、国内で原料を仕入れる段階で支払った増値税を販売税額から控除できない分については、いったん企業負担の形になるが、その部分は還付される。(ただしこの輸出販売のゼロ税率と免税対象品目の免税とは違う。免税は製品を販売するときの販売税額が免除されることを意味する。したがって、仕入れ段階で支払った増値税は還付されない。)


(3)小規模納税者
 小規模納税者(生産・サービスの場合年商100万元、卸小売りは年商180万元以下)は売上高に税率(4〜6%)を掛けた額になる。ただし仕入れ税額の控除は受けられない。


 ●増値税の計算


当期販売税額=販売金額×増値税税率
当期仕入れ税額=仕入れ金額×増値税税率
納付税額=当期販売税額-当期仕入れ税額


 ●増値税の計算例
増値税の計算例

 A社は中国国内で、加工を行ったので、増値税を支払わなければならない。
C社がA社に払う金額は600万元ではなく、1,020,000元の増値税も含めて払う形になる。

当期販売税額=600万元×17%=1,020,000元

当期仕入れ税額=400万元×17%=680,000元

納付税額=1,020,000元一680,000元=340,000元



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