1585年の八幡城築城以来、全長4kmの運河・八幡堀は町が栄える原動力として一大動脈の役割を果たしてきました。戦後の陸上交通の発達で廃れ、水が汚染されたため、1965年、埋め立てによる駐車場利用計画が浮上。青年会議所や市民有志が「堀を埋め立てた瞬間から後悔が始まる」を合言葉に、毎週日曜日に清掃を続けた八幡堀保存運動により、1975年埋め立て工事の中止が決定。こうした住民主導のまちづくりの精神は、1988年設立の八幡堀を守る会へと受け継がれたのです。
※文化庁によって選定された重要伝統的建造物群保存地区は全国で62ヶ所です。県下では近江八幡市八幡、大津市坂本、五個荘町金堂の3か所。