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梅の花がほころぶ多賀大社の境内で、3月2日、滋賀県産業プラザ主催でTM0事例発表会が開催されました。兵庫県や奈良県などの県外の参加者もあり、TMO事例に関心のある130名あまりの参加がありました。最初に夏原多賀町長および中野多賀大社宮司から歓迎の挨拶を頂戴したのち、兵庫県笹山市、出石町、京都市伏見区および地元多賀町の4つのTMO事例が発表されました。
各発表者からは、それぞれの地域の歴史から現状についての経過や地元商店街の現状、TMOの課題とそれを克服するための積極的な取り組みや提言が発表されました。
今回発表された4事例に共通する特色は、観光まちづくりとTMOによる活性化をめざした取り組みにあり、デカンショ祭りで知られる丹波篠山、出石皿そばで知られる出石、酒蔵のまち・酒のまちで知られる京都伏見、そして多賀大社のある多賀と歴史ある町並みや地域特産品、そして観光をキーワードに商業まちづくりを目指しています。
丹波黒大豆や丹波猪肉で知られる篠山の発表では、町並みや特産品が見直され、5年前から観光客数が徐々に増加基調にあるが、観光資源に頼るだけでなく、集客イベントや販売促進イベントの積極的な展開の他、「物より人を売る」戦略で地域商業者自身をアピールする提言がありました。
TMOの先行事例である出石の事例では、商店街の経営者が次々にそば屋さんに転業し成功してきたこと、伏見のTMO事例では、酒蔵をテナントとして新しいショッピングモールづくりや「十石船」の運航、「いっぷ蔵館」という休憩施設の設置などによる観光基地化の計画が発表されました。
本県事例である多賀町事例では、門前町再生のための空き店舗活用やファサードや街路灯整備をはじめ、ウォーキングステーションやそばの特産品づくりなど計画中の取り組みが報告された後、多賀門前町共栄会北川副理事長の案内で、多賀門前町の視察を行いました。
絵馬百選展、写真展に利用されているイベントギャラリー絵馬1号館では、ひな飾りが展示され、地域のアーティストが運営するギャラリー絵馬3号館「藝や」にたどり着くときには、商店街の街路灯にはうっすらと明かりが灯されていました。
また、3月15日に行われた視察交流会では、一般には公開されていないNTT西日本ソリューション・ラボを訪問し、ITの最新手法を体験したのち、伏見大手筋商店街などのTMO推進の現場を訪れ、研修及び情報収集を行いました。
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