しがぎんアジア月報(2017年10月号)

<目次>

  1. 香港の物価事情とビジネスチャンス(香港支店便り)

  2. 遼寧省中日商談会(上海駐在員事務所便り)

  3. インドネシア インフラ計画(バンコク駐在員事務所便り)

香港の物価事情とビジネスチャンス

「香港は物価が高い」これが世間一般的なイメージであろう。

香港で最も物価の高さを感じるものは、世界一とも言われる住宅価格(家賃)だ。香港の中心部である香港島では2LDKの賃貸マンションの平均的な相場がHK$30,000(約426,000円)という水準である。香港人の平均月収はHK$15,000(約213,000円)程度と言われており、家賃の高さは一目瞭然だ。このためか香港家庭では「結婚するまでは親と同居。結婚しても共働き」が常識となっている。

一方で衣料品や食料品、日用品などは日本より安いものもある。例えば、コンビニのビールは安いものでHK$7.0(約100円)で購入できる。また公共交通機関も日本と比較すると割安で、地下鉄の1区間運賃はHK$4.5(約65円)、タクシーは初乗りHK$22(約320円)とリーズナブルに利用できる。香港の物価は右肩上がりの状況であるが、生活しやすい部分も残されている。

中国大陸から富裕層が移住してきたことなど、様々な要因で家賃等の価格が上昇したと言われるが、見方を変えると、香港では高くても良いものや魅力的なものは売れているのである。その最たる例はメイドインジャパンの製品で、抹茶や、日本食レストランなどである。これらは、日本で購入するよりも、高いときには2倍の値を付けることもあるが、香港では世間一般に認知され、人気を博している。

日本では長くデフレが続き、値上げすることが難しい状況が続いているが、海外市場に目を向けると、価値が認められたものであれば価格に関係なく、人々は欲するということだと考えられる。香港市場は「良いものは評価される」マーケットであり、ビジネスチャンスがあるのではないか。

(香港支店短期研修生 南部)

棚に置いてある出前一丁のカップ麺の写真とコンビニの冷蔵庫棚に置いてあるビール写真

遼寧省中日商談会

2017年9月13日、当行は中国遼寧省政府と日本貿易振興機構(JETRO)などが主催する「遼寧省中日商談会」に協力機関として参加しました。

本商談会は今回が初の試みで、日系企業と中国企業との1対1の個別商談に特化し、「日本の製品を中国へ売り込みたい」「中国で外注先を探したい」などのニーズに応えるもので、日系企業約100社と中国企業約500社が参加し、個別商談件数は約1,300件と非常に盛況な商談会となりました。

「今後の取引に発展しそうな中国企業と数多く出会えた。」と、商談会に参加されたお取引先からも大変ご好評をいただきました。

これまでは日系企業間の商談会を中心に開催されてきましたが、成長著しい中国企業との取引拡大を目指す日系企業のニーズから、このような日中間の商談会が実現し、今後このような商談会が増加していく見込みです。

中国市場は複雑な規制や厳しい外貨管理などがある一方で、多くのビジネスチャンスが存在する市場であることも事実です。当事務所では、お取引先の中国ビジネスのサポートを行っております。このような商談会にご興味のある企業様は、ご遠慮なく国内取引店へお問い合わせ下さい。

(上海駐在員事務所 宮木)

開催概要

開会式写真と商談風景の写真

インドネシア インフラ計画

インドネシアは東南アジアでタイに次いで自動車産業の集積が進んでおり、日系企業も多数進出している。しかし、現地に進出する日系企業は、厳しい外資規制、人件費の高騰・労働問題等の課題に苦労しており、ビジネス環境は厳しい。加えて、公共交通機関や道路のインフラが未整備で、現地駐在員は距離にしてわずか数十キロ先の工場まで2~3時間かけて通勤しているのが現状だ。

インフラ面で問題を抱えるインドネシアで、今後インフラ整備が加速しそうだ。インドネシア政府は2018年の予算案でインフラ整備費を404兆ルピア(約3兆3 千億円)計上し、輸送、水道などの分野を中心に整備を進めることを決定した。

昨今ジャカルタ近郊ではMRT(Mass Rapid Transit) 、LRT(Light RailTransit)の都市鉄道の建設が進んでいる。

MRTはJICAによる円借款および日本企業連合による建設工事が進められている。第一フェーズでは住宅が多い南部とジャカルタ中心部を南北に結ぶ16キロで2019年前半に開業を予定している。フェーズ2以降の計画ではインドネシア鉄道の駅があるコタ地区まで北に延伸され、さらジャカルタを中心として東西およそ87 キロの東西線の建設を予定している。東側の最終地は工業団地が数多く位置するチカランであり、工業団地へのアクセス改善が期待される。

LRTはインドネシア国営企業が事業主体となり建設工事が進められている。東のブカシ、西のセナヤン、南のボゴールおよびジャカルタ北西郊外に位置するスカルノハッタ空港とジャカルタ都心部を結ぶ三本の路線、全長約130キロが計画されている。一部区間は2018年8月に開催されるアジア競技大会の競技場を結ぶ公共交通機関としての役割が期待されており、同大会に合わせて開業すべく現在急ピッチで工事が進められている。

上記インフラ整備が完成しても交通渋滞が即座に解消されるわけではないが、今後10年、20年先の発展には欠かせないインフラ設備だ。計画が予定通り進み、インドネシアのビジネス環境が改善されることに期待したい。

(バンコク駐在員事務所 大西)

ジャカルタ市内 MRT工事現場の写真と高速道路側道に建設中の LRTの写真

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