【TEL】077-511-1410/【FAX】077-511-1418
終了いたしました。
中小・ベンチャー企業においても、さらなる成長を期すうえで知財戦略の強化が求められています。ところが、「知財すなわち特許の申請・取得」という考えに帰結し、取得した権利を最大限に活用できていない例がまだまだ多いです。知財を自社の競争力の源泉として経営戦略の中に位置づけ、それを事業に組み入れることにより収益性および企業価値の最大化を図ることへの理解が必要です。
本ワークショップでは、中小・ベンチャー企業の経営者や支援機関の知財担当者等を対象に、知財の活用による収益向上の仕組みづくりの解説と、参加者同士によるケーススタディの議論を通じて、知財の戦略的活用の重要性に気づいてもらう機会とします。
基調講演(13:05~13:45) 知的財産の活用による収益力向上の仕組みづくり |
---|
後藤 昌彦 氏
(株)IP MaaCurie 弁理士、中小企業診断士 知的財産の活用で成功している企業は、知的財産を経営ビジョンと目標達成のための重要な資産と位置付け、かつ製品やサービスを差別化し、自社販売やライセンスによる他社との連携により収益力を高めるためのブランディングツールとして知的財産を取得し活用するサイクルを構築しています。 このような知的財産の活用による収益力向上の仕組みづくりを、事例を交えて解説。知的財産を経営に役立てる重要性を理解いただきます。 |
~ 休憩・グループ分け(13:45~14:00)~ |
---|
グループディスカッション(14:00~16:00) |
---|
ファシリテータ
独立行政法人工業所有権情報・研修館 近畿統括本部[ INPIT-KANSAI ] 参加者を3グループに編成し、各グループに配置した進行補佐役のもとケーススタディ形式のグループディスカッションを行います。題材には「ケーススタディで学ぶ!グローバル知財マネジメント」(INPIT編集)を使用し、共同研究やライセンス契約、営業・提携段階の契約事項等、中小・ベンチャー企業の開発活動で直面する課題を取り上げ、知的財産への理解力の向上を目指します。 |
まとめと振り返り(16:00~16:20) |
---|
各グループが発表するディスカッション内容をもとに、ファシリテータが参加者からさらなる質問・意見等を引き出し、全体のディスカッションの進行・取りまとめを行います。 |
日 時 | [第1回]平成30年11月12日(月)13:00~16:30 [第2回]平成30年12月4日(火) 13:00~16:30 |
---|---|
会 場 | [第1回] 福井商工会議所 会議室A アクセス
(福井県福井市西木田2-8-1)
JR福井駅から福井商工会議所まで タクシーで約3分、徒歩で約15分、バスで約3分、電車約5分 ![]() [第2回] 大津商工会議所 会議室1 アクセス
(滋賀県大津市打出浜2番1号 コラボしが21 9階)
京阪石場駅から徒歩約3分 JR膳所駅・京阪膳所駅から徒歩15分 ※コラボしが21の駐車場はご利用できません。
近隣の有料駐車場をご利用いただくか、公共交通機関をご利用ください。 ![]() |
参加費 | 各回とも 無料 |
定 員 | 15名程度 |
受講対象 | 中小・ベンチャー企業の経営者・知財担当者、 知的財産関連支援機関の担当者 |
主 催 | 近畿経済産業局 |
共 催(予定) | 【第1回】 公益財団法人ふくい産業支援センター 独立行政法人工業所有権情報・研修館近畿統括本部[INPIT-KANSAI] 【第2回】 公益財団法人滋賀県産業支援プラザ 独立行政法人工業所有権情報・研修館近畿統括本部[INPIT-KANSAI] |
後 援 (予定) | 【第1回】 福井県、ふくい知財フォーラム、一般社団法人福井県発明協会 【第2回】 滋賀県、一般社団法人滋賀県発明協会 |
![]() 後藤 昌彦 氏 大阪大学大学院工学研究科修了後、象印マホービン(株)に入社。研究開発部門での新商品開発業務を経て、35歳のときに知的財産担当となり、15年間にわたり研究開発・マーケティングと直結した知的財産権(特許・意匠・商標)の取得・活用・ライセンス交渉業務に従事。年間平均50件以上の特許出願と権利化業務をこなし、商品化において採用された特許は300件を超える。また、大手電機メーカーとのライセンス交渉にも携わり、電気製品では会社初のライセンス料獲得に成功する。2013年に退職後、大阪の製剤系ベンチャー企業にて1年間の知財業務を通じて中小企業の現場を体験。 |
独立行政法人工業所有権情報・研修館近畿統括本部[INPIT-KANSAI] INPIT-KANSAIは、ビジネスの有力な武器である“知的財産”について、実践経験豊富な「知財戦略エキスパート」による支援活動、知的財産の権利化・活用に役立つ特許庁審査官による面接審査の機会、産業財産権情報の提供等を通じて、関西地域の企業の皆様のビジネス成長と海外展開をサポートします。
ファシリテータ![]() 輸送用機器メーカーで約25年勤務。主に法務・知的財産部門にて出願・権利化から係争・訴訟対応やライセンス交渉・契約などの渉外業務まで幅広い実務と指揮監督に当たった。中国・北京に約5年間駐在し、現地知財体制の構築や模倣品対策・訴訟対応などに従事。在外政府機関での勤務経験もあり、日系進出企業が直面する知財問題にも精通している。INPIT東京本部で6年間に渡る全国レベルでの海外展開支援業務を経て現職。 ![]() 電機メーカーで約40年勤務。主に知的財産部門にて出願・権利化から係争対応、ライセンス交渉・契約、職務発明・報償制度の整備・運用実務・訴訟、特許事務所管理、社内教育に携わった。中国・北京に約3年半駐在し、知的財産部門の立ち上げ、現地スタッフの教育、模倣品対策等に従事。その後も定期的に現地の情報収集に努め、中国の知財事情を熟知している。大学等での講義経験も豊富で、実践的な体制整備・人材育成に関する実務に精通している。 ![]() 総合電機メーカーで約30年勤務。主に知的財産管理部門にて出願権利化、特許調査、知財管理業務に携わった。IPランドスケープによる経営戦略・事業戦略策定支援や情報管理体制の整備、子会社化した海外企業の知財管理強化にも力を注いだ。その後、大学において、発明抽出・出願権利化等の知財実務、大学シーズの売り込みのための技術説明会や展示会の企画、企業との特許ライセンスの条件交渉や契約作成など、幅広く技術移転業務に従事。多様な組織での交渉や実務経験を有している。 |